こんにちは。お久しぶりの更新です。
私は現在は個人事業主として活動しているので、基本的に自宅のPCで仕事をこなしています。
2010年に購入したデスクトップPC(DELL Inspiron 580S)は大きなトラブルもなく動いているのですが、さすがに四年近く使用していると動作のもっさり感が気になるところです。
特に気になるのがWindows起動時の立ち上がりの遅さです。
起動してから5~10分はハードディスクが動き続け、スムーズに作業に移ることができません。
新しいPCに買い替えることも考えましたが、これから物入りなこともありそうなので、現在のPCに新しいパーツ(SSD)を導入することにより延命措置をとることにしました。
SSDとは
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とは、コンピュータの記憶媒体(ストレージ)の一種です。
記憶媒体で最も普及しているものはハードディスクですが、近年はSSDの需要が増えています。
SSDの特徴として内蔵するメモリーチップにデータを読み書きするため、静音性・高速化といったメリットがあります。
タブレットやノートパソコンに採用されるのもこれらのメリットに加えて、衝撃耐久性があることが要因です。
しかし一方でSSDはハードディスクと比較して高価で、大容量データを保存するのが難しいというデメリットがあります。
そこで両者を併用することにより、SSDにはOSを載せて高速化を図り、その他アプリケーションなどの多くのデータは大容量のハードディスクに保存するという方法を試してみました。
まずはSSDにOSデータをコピー
今回購入したSSDはSamsung SSD840EVO デスクトップキット250GBで、価格は15,000円ほどでした。
SSD単体ではもっと安いものもあるのですが、ディスクを取り付けるためのブラケットやSATAケーブルが付属しているので、デスクトップキットを選びました。
SSDを取り付けるまえにハードディスク(Cドライブ)をコピーします。
これは付属のUSB接続ケーブルで取り付けて、Data Migrationというソフトを走らせるだけの簡単な作業です。
150GBほどのデータ量で、3時間程度で終了しました。
ケース内部にSSDを取り付け
さていよいよ、PC内部にSSDを取り付けます。
初めてなので、ちょっとドキドキ…
内部へのアプローチは以下のサイトが非常に参考になりました。
パソ兄さん DELL Inspiron 580sのHDD拡張ベイ
画像付きで解説してくれているのは、ありがたい限りです。
既存のハードディスクをいったん取り外し、その下のスペースにSSDを取り付けます。
青色のラチェットを押し下げると、簡単に取り外しができました。
ハードディスクを取り出したところに、ブラケットに固定したSSDを取り付けます。
SATAケーブルと電源ケーブルの接続も忘れずに。(電源ケーブルはハードディスクから枝分かれしています。)
きちんと接続できたら、ハードディスクをその上に取り付け、元通りにケースを閉じます。
Windows起動時にF2キーを押し続けるとBIOSに入るので、「Boot setting」でSSDから起動できるようにすれば、完了!
問題なく動作していることを確認してホッとしました。
SSDを導入した効果は…
SSDのメリットである高速化の達成度合いを懸賞するため、起動時間を計測するアプリ(BootRacer)を使ってみます。
起動してからデスクトップが開くまでが約23秒ということで、かなり速いですね。
ちなみに以前のハードディスク起動での計測では、以下のとおり。
まとめ~SSD導入はコストパフォーマンス抜群
高価と言われていたSSDですが、この一年ほどで低価格化が進んできました。
少額の投資でPCを新品に買い替えるのと同様のパフォーマンスが得られますから、費用対効果として非常に優れものと言えるのではないでしょうか。
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