タワーマンションの大規模修繕

マンション供給戸数の推移 副長のブログ
マンション供給戸数の推移

先日、埼玉県川口市のタワーマンションが大規模修繕を行うというニュースがありました。

55階建て本格修繕 川口のマンション 12億円、積立金で 工法など先進例 :日本経済新聞

1998年に建てられたということで、国内のタワーマンションとしては先駆け的な存在でしょう。
築17年ですから、大規模修繕の時期としては標準的なところ。

戸数は650戸で工事費総額は12億円あまりとのことですが、すべて修繕積立金で賄えるとのことです。
最近は普通の工事費も高騰しているなかで、特殊なタワーマンション修繕工事としては割安な感じがしますね。

多くのタワーマンションが大規模修繕を迎える

国内でタワーマンション建設が急激に多くなったのは、1997年(平成11年)の建築基準法改正があって以降。
バルコニー等の容積不算入などの緩和措置により、大規模なマンションを建てやすくなったからですね。

マンション供給戸数の推移

マンション供給戸数の推移

このグラフは国交省のデータからお借りしてきましたが、平成7年あたりからリーマン・ショックまではかなりの供給戸数があったのがわかります。

この大量に供給されたマンションが、10年後の2025年(平成37年)には296万戸が築年数30年となるわけです。
さすがにそれまでには大規模修繕を行わなければなりませんから、ここ4,5年のうちに大規模修繕ラッシュとなるでしょう。

2020年のオリンピックに向けてインフラ整備工事も増え、建設業界は忙しくなりそうですね。

管理組合の手腕が問われる

川口市の例では管理組合はいろいろ工夫をすることで修繕積立金の支出を抑えて、借り入れなしで大規模修繕をすることが可能になりました。

今後はマンション管理組合の経営手腕や、マンション管理士のアドバイスが重要性を増してくるでしょうね。

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